ダミーの家族に乾杯！

杜に遺棄され、気の強い性格からお局様まで昇りつめたダミー

日向市の独り暮らしの男性宅に譲渡されました。

里親様の男性から、自宅でネズミに悩まされている

夜も眠れずノイローゼになりそう　と相談を受け

濁声のダミーを連れて行きました。

ダミーが大きな声を上げて家じゅうを臭いまわると、

その日のうちにネズミはいなくなったそうです。

当初里親様はネズミ退治に猫をというお気持ちでしたが

いつも近くに寄り添うダミーに家族を感じたのです。

ダミーも杜猫の中の一匹ではなく

自分だけの家族ができたのです。

ダミーが鳴かない、大丈夫でしょうか？　と

譲渡後３日目にメールが届きました。

ダミーはもう鳴いて要求する必要が無い、

家族もいて、精神的にも満たされているんです　とお答えしました。

ダミーがいなくなった杜は閑散としていました。

ボランティアが、嬉しいのか、寂しいのか、みんなで涙しました。

家族ができて幸せなダミー。

里親様にもダミーにもとても良い結果になり

素晴らしい譲渡になったと喜んでいます。

ダミーの家族に乾杯！！！