どうぶつ基金 12月TNR報告
- みつを
- 2021年1月4日
- 読了時間: 2分
今年、竜之介動物病院に何回通っただろう と
冬景色の阿蘇を見ながら考えた。
今年度4月から12月まで、
どうぶつ基金のチケットで運んだ猫の数は143頭。
TNRを行って野良猫は減っているのだろうか?
保健所に寄せられる苦情は減っているのだろうか?
限られた地域の野良猫なら結果が分かり易いが、
日向から、延岡、高千穂まで
広い地域のTNRに関わっているため
苦労している割には結果が見えてこない。
そこで、私がTNRを始めた前年度の猫の苦情の件数と
現在の苦情の件数を保健所に問い合わせると
「教えられません」という回答。
個人情報ではないのにどうして?
苦情の件数を保健所がひた隠しにする理由がわからない。
公にせず、ただ件数を調べて保管しておくだけなら
職員のロス時間になってしまう。
活かせないデータを調べる必要はないと考える。
数年先には、小学校で命の教育が始まるらしい。
命の教育を受けた小学生が、やがて大人になり
猫は不妊をして飼う生き物だと考えるのが当たり前になったり、
TNRに積極的に関わるような行政の職員になるのを待ちましょう と
保健所のトップに近い人に諭された。
気の長い話である。
お正月に自宅の周りを散策すると、
耳カットした猫ばかりに出会った。
少なくとも、私の周りでは確実にTNRの効果がでていると喜んでいた。
正月初めから、多頭飼育の相談が3件
喜びも束の間、今年もTNRに追われる一年になりそうだ。
143頭のTNRチケットを発行して下さったどうぶつ基金と
野良猫のために動いて下さる竜之介動物病院に感謝します。
有難うございました。
今年も宜しくお願い致します。
写真は広域農道沿の野良猫達
エサやりさんがいない所に捨てられ繁殖している。

高千穂も、延岡市も椎葉村も「猫捨て場」と呼ばれるところがあります。
日向の御鉾ケ浦公園は「猫の墓場」と言われていました。
高千穂の猫捨て場の猫は、熱心なボラさんの努力で
大方TNRが終わりましたが、以前として捨てられ続け、
永遠にTNRが続くのではと心配しています。
ここに捨てれば、エサがもらえて不妊までしてくれると思って捨てられる。
地域の住民の意識を変えたいが、TNRしていると公表すると
また猫が捨てられる。。。
「自分より弱い立場の生き物に手を差し伸べる」
命の教育は学校で習う事ではなく、親から教えられる事だと考えます。
私が住む地区も、捨てられたと思われる、人に慣れた猫がちょくちょく現れます。田舎だから、優しい人が世話をして生き延びてくれるとでも、思って捨てるのだろうか?
人ほど残酷なものはいない。生きていけるはずの無い、子猫を平気で捨てておきながら、自分はヌクヌクと炬燵に入り、お腹一杯ご飯を食べる。
その後その子を見つけた、心優しい人の苦労など、知ったことではない。自分さえ良ければそれでいい人が如何に多いことか。
以前、捨て猫が多くて困っていると、保健所に相談したが、これといった解決策も教えてもらえず、遺棄は犯罪です。というポスターを貼りたいと申し出たら、勝手に貼ってもらったら困ると言われました。区長さんに許可を貰うからと言いましたが、首をかしげるばかり。
何か方法は、無いですかと聞いても、それらしい返事はもらえませんでした。
宮崎県は、未だに、捨て猫が犯罪だと言うことを知らない人が多すぎると思います。動物の命を物扱い。だったらと、命の教育を啓発を保健所が率先してやってくださいとお願いしましたが、今年確認したけど、未々計画すら立っていない。
本当に、のったりとしたお役所仕事に、腹がたちます。